なぜ、起業家・経営者が価値観を明確にするとビジネスが飛躍するのか?(2)隠れた才能に目覚める

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やる研レポート

なぜ、起業家・経営者が価値観を明確にするとビジネスが飛躍するのか?(2)隠れた才能に目覚める

足立 裕亮

こんにちは、足立です。

 

前回から、本レポートに投稿させて頂いていますが、

『なぜ、起業家・経営者が価値観を明確にするとビジネスが飛躍するのか?』

をテーマに下記の観点からお伝えしてきています。

 

①パフォーマンスが最大化し、目標達成する
②隠れた才能に目覚める
③人を動かすコミュニケーションができる
④理念浸透でなく、理念融合で潜在能力を引き出す
⑤人とのご縁から幸運を呼び込む

 

その中で今回は、”②隠れた才能に目覚める” についてお伝えしていきます。

 

「色眼鏡」という言葉を聴いたことがあるかと思います。
偏ったものの見方や、先入観にとらわれたものの見方のことですね。

 

人は誰でも多かれ少なかれ、この「色眼鏡」で見てしまいがちです。
特に、相手の欠けている所には、目が向きがちですね。

 

ビジネスをしている起業家・経営者だと、クライアントさんのできていない所、部下のできていない所など、相手の弱みをとらえ、補ったり、解決するからこそ、ビジネスにつながったり、部下指導になることもあるでしょう。

 

でも、この弱みの問題追及にフォーカスを当て過ぎると、相手は逃げていきます。

 

そりゃ、そうですよね。
誰だって、できていない所は見たくないですし、正面から向き合いたくない訳です。

 

そんな「色眼鏡」で相手を見るだけでなく、自分にも「色眼鏡」で見てしまう方がとても多いです。

 

それは、自分は「欠けている」という「色眼鏡」です。

 

「自分には強みなんて見当たらない。。」
「自分には才能なんてない!」
「才能なんて一部の特殊な人のもので自分には関係ない。。」

 

 

そして、

 

 

「自分は人前で話すのが苦手だから、、、」
「自分は思考のスピードが遅いから、嫌なんです、、、」
「できないと思われたらどうしよう、、、」

 

人と比較しながら、自分の欠けている所ばかりを見て、自信を持てていない方がとても多いです。
それが驚くことに、なかなかパフォーマンスを出せない方だけが自信が持てないのではなく、すでに自分でビジネスをしている起業家や経営者、一部上場企業の花形部署にいる方でも、自信がない方は多いです。

 

それでも自分で才能や強みをなかなか見出すことができず、目につくとらえやすい弱みをなんとか改善しようと、もがき苦しんでいる方を拝見すると胸が痛みます。

 

そういう方にこそお伝えしたいのは「人は完璧ではない」ということです。

 

「いや、そんなこと、もちろん、これまで聞いたことあるよ、、、」と思われるかもしれませんが、本当の意味でこの言葉の意味を理解している方は少ないかと思います。

 

 

イメージして頂くために、まずは分りやすいところでお伝えしていきますね。

 

私には、今、10歳、5歳の子供がいます。
二人とも男の子でやんちゃな盛りです。日々、遊ぶことが大人でいう仕事みたいなものですね。
その今の彼らは遊び、特にその中でも「ゲームをする」に価値を置いています。

 

数10種類にも及ぶキャラクターの名前だけでなく、キャラクター毎の特徴や使える技や武器など、全て頭に入っています。
やればやるほど、コントローラーさばきが上手くなっており、一緒にやっても私は全然太刀打ちできません。。
ゲームをしている最中も、想像や勘を働かせて、何もないところでジャンプして、隠れキャラを出現させたりもします。
一度、それができると、忘れることなく記憶し、次回から難なく、再現してみせます。
そして、こちらが強制的に止めない限り、とても集中し没頭してできるのです。
できなくなると、あの手この手を使いながらゲームが出来るように、私に交渉までしてきます。

 

息子たちにとって価値の高い「ゲームをする」にまつわることにおいて、みるみるうちに才能が開花し、磨かれていきます。

記憶力が高まり、創造性・想像性が高まり、手先が器用に動くように身体的なパフォーマンスまで向上します。
そして、交渉しようという発想も自分から思いつき、内面から突き動かされる様に働きかける様になる訳です。

 

子供でも価値観の高いところに、才能が目覚めていきます。

 

では、一方で勉強はどうか、というと残念ながら、今、現時点で才能が目覚めるほど、没頭している姿を見ることができません、、。

 

しかし、小さな頃から目立つことが大好きな彼は、自らクラス委員に立候補したり、喜んで自分から応援団に立候補して、躊躇することなく人前で話しをしたり、様々な意見・考えをまとめたりするという才能が磨かれてきています。

 

同じ人であっても、自分の価値観が高いことにおいては、自分の内面から突き動かされていきます。
逆に、価値観と合致しないことにおいては、やる気スイッチも入りません。。

 

 

より起業家・経営者としてイメージしやすい例をお伝えしてきます。

 

例えば、活躍している経営者の一人である、ソフトバンクの孫正義さんはご存知でしょう。
日本企業の中でも、大きなビジョンを掲げ、実現されてきた経営者の一人です。

 

1981年の創業当時から「売り上げを豆腐のように1兆、2兆と数える会社になる」と当初は、周りからも想い、情熱だけだと思われていただろうことを、見事に実現され、一代で世界に展開する大企業に拡大されています。

 

おそらく、孫さんの価値観は「ビジネスを拡大する」といったことだと思います。

 

価値観とはご本人が気づき、納得、自覚するものなので、もちろん、ご本人には未確認ですが、「価値観」はその方のこれまでの人生に現れているので、ビジネス関連である想定ができます。

 

若い頃から「ビジネス」に高い価値を置いてこられているからこそ、四六時中、仕事をしていても、情熱が途切れることなく、やりがい・充実感に溢れて取り組めた訳です。

 

 

想像してみてください。

 

孫さんは、仕事だからやらなきゃいけないことだと思いながら、渋々、取り組んでいると思われますか?

そうではないはずです。仕事が大好きでしょうがなく、もう誰にも止められないぐらいの原動力を持って、心からやりたいこととして取り組んでいるはずです。

 

「ビジネスを拡大する」ことに価値を置いているからこそ、集中し、それにまつわる才能、例えば、見えない未来を創造し、ビジョンを描く力や、多くの人を巻き込む力や圧倒的な交渉力、プレゼンテーション力、瞬時に決断力などの才能が活性化され、更に可能性が拓かれていく訳です。

 

一方、そんなビジネスでは圧倒的な才能を発揮する孫さんが、仮にキッチンで料理を任されたとしたらどうでしょう。
おそらく、満足できるような料理は期待できないでしょう。実際、食にはこだわりがないという話もあります。

 

人は「最高の価値観」を生きていると、他人から励まされたり、モチベーションを与えてもらったりする必要はありません。

 

「最高の価値観」に合致することにおいて、内面から突き動かされるようになります。誰でも主体性を発揮し、集中していきます。

 

そして、太陽の光に向かって芽が伸びるのと同じように、「最高の価値観」にまつわることにおいて、才能が開花し、パフォーマンスが上がり、未来も拓けていきます。

 

一方、自分の「価値観」とは合致しないことをしていたり、取り組むことが「価値観」とのつながりが見えていないと、やるべきこと・やらなきゃいけないこととなり、外部からの刺激によりモチベーションを上げていくことが必要となっていきます。

 

もちろん、そこでは才能が活性化していくことはなく、可能性が閉じていくこととなります。

 

 

先にお伝えした「人は完璧ではない」という本当の意味が伝わったのではないでしょうか。

 

 

そう考えると、できない人というのは、周りが「ある色眼鏡」で見ているからとなります。

 

 

もし、あなた、もしくはパートナーやメンバーが、現在、パフォーマンスが思うように発揮できていないとしたなら、ご自身の「最高の価値観」とは合致しないことをやっている可能性が高いです。

 

経営の神様と言われるピーター・ドラッカーさんの有名な言葉の1つにこんな言葉があります。

 

「何事かを成し遂げるのは、強みによってである。
弱みによって何かを行うことはできない。
できないことによって何かを行うことなど、到底できない。」

 

 

ぜひ、誰もが持つ隠れた才能を開花させてあげてください。

 

 

 

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